平地マンのロードバイク日記

自転車素人がどこまで速くなれるのか挑戦する話

パワーメーターの数値に囚われる人

time 2017/02/27

パワーメーターの数値に囚われる人

たまには日記以外のことを。

今日の練習では5〜6人周回練をしていたのだが、登りで千切れてしまった選手がいた。

途中までは頑張ってついてくるんだけど、あと少し我慢すれば登りが終わって休めるのに…という所で千切れてしまう。

それだけなら脚が足りないね〜で終わる話なのだが、帰り道に今日の練習について話している時、その選手が気になる事を言っていた。

千切れてしまうのはなぜなんだろう、という話題になった時に、その選手曰くどうにも千切れてしまうときはパワーメーターで表示される様々な時間帯(30s、1min、3min…)のパワーが己の出せる限界値付近になった時だ、というのだ。今日の練習の時も千切れそうな寸前でアベレージパワーが限界付近になっている事を確認したらしい。

確かにそれは正しい。パワーメーターの有用な使い方の一つに、自分の実力を定量評価できるという面がある。

過去の練習データの蓄積から、各時間帯(1s,2s,…1m,2m…)の最高出力をプロットしたMNP曲線やFTPを見れば自分が出せる出力の限界が大体わかる。それらの情報を元にタイムトライアルのペーシングを組み立てる際にも活用できる。

問題だと思ったのはその選手の考え方だ。

集団から千切れまい、と走った結果パワーが自分の出せる限界を超えてしまっていたというのなら問題ない。

だが、その選手は自分の限界値ありきで走りを制限してしまっているように思われた。

パワーメーターの数値に縛られてしまっている典型例だ。

パワーメーターを活かして1人ローラー台で練習するなら、限界値を元に目標Wを設定し、ゾーントレーニングをするものだ。

しかし外で人と一緒に練習する時、というよりまさに練習している最中はパワーメーターの数値は一旦忘れた方が良いように思う。

なぜなら自分の殻を打ち破る事が人と競り合って練習する最も期待される効果だからだ。

自分の出せる力の範囲内だけで走るならローラー台でシコシコ練習するので充分。あらゆる制約を捨てて人と競り合うことは思わぬ自分の一面を発見できる可能性がある。そんな可能性を摘まないために、パワーメーターの数値を一旦忘れて、自分の感覚と闘争心に身を任せてみることも大事かもしれない。

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トレーニング日記

この日記を書いている人

平地万太郎

平地万太郎

2017年シーズンからJプロツアーをVC Fukuoka・サイクルフリーダムで走ります。 基本的に怠け者、めんどくさがり。 そんな人間がどこまで速くなれるのか。



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